睡眠時無呼吸症候群 | SASの検査

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診療の流れ

SASが疑われる方には、問診を行い、スクリーニングである簡易検査(自宅で行う)を行います。簡易検査の結果が軽症~中等症の場合PSG検査(1泊入院)を行います。睡眠時無呼吸症候群と確定診断された場合には、治療のための効果測定効果判定の検査入院(タイトレーション)を施行します。結果をもとにご自宅での治療が開始されます。

※上記の流れはあくまでも「基本的な流れ」となります。患者様の症状、状態により検査や治療の流れが変わる場合があります。

(1泊入院検査はおゆみの中央病院で行いますが、診察はおゆみの診療所になります)

1.問診 2.簡易検査(スクリーニング:自宅) 3.PSG検査(精密検査:1泊入院) 4.タイトレーション検査(効果測定検査:1泊入院) 5.治療(自宅) 1~2か月ごとの定期受診

1.問診

いびきや日中の症状等に関して、問診を行います。また、昼間の 眠気には、Epworth sleepiness scale(ESS)が主に用いられています。

ESSは、以下の8つの状況での眠気を、
0:決して眠くならない
1:稀に(ときに)眠くなる
2:1と3の中間
3:眠くなることが多い
で4段階評価する。

状況 点数
1.座って読書しているとき 0 1 2 3
2. テレビをみているとき 0 1 2 3
3. 公の場所で座って何もしないとき(たとえば劇場や会議) 0 1 2 3
4. 1時間続けて車に乗せてもらっているとき 0 1 2 3
5. 状況が許せば、午後横になって休息するとき 0 1 2 3
6. 座って誰かと話をしているとき 0 1 2 3
7. 昼食後(お酒を飲まずに)静かに座っているとき 0 1 2 3
8. 車中で、交通渋滞で2〜3分止まっているとき 0 1 2 3

判定スコアは0点から24点で、Johnsの成績では、軽症のSASでは11.0±4.2SD、中等症で13.0±4.7SD、重症で16.2± 3.3SDであった。ESSスコアは、いびき、SAS重症度、酸素飽和度低下とも相関があり、10以下のものをESS正常群と分類される。

3.PSG:Polysomnography ポリソムノグラフィー

PSGは、睡眠状態をトータル的に評価する検査です。簡易検査の項目に加え、脳波や筋電図・眼球の動きなどを測定することで、睡眠の深さ(睡眠段階)、睡眠の分断化や覚醒反応の有無、睡眠構築、睡眠効率などを呼吸状態の詳細とあわせて、定量的に算出します。(検査施設はおゆみの中央病院となります)

PSGの測定項目

測定内容 評価内容
脳波 REM睡眠の有無、睡眠段階
頤筋筋電図
呼吸(サーミスター) 口・鼻の気流の有無
換気運動 胸部・腹部換気運動の検知
心電図 不整脈や心拍数変化
動脈血酸素飽和度 低酸素血症の把握
体位 仰臥位で無呼吸の発生頻 度が高くなることが多い
下肢筋電図 むずむず足症候群の有無
PSG検査風景

おゆみの中央病院で睡眠時無呼吸症候群の検査を受けることができます。